意識高い系って英語てなんて言うの?

時々、若者でもない人も見かけますが、若者を中心によく使われる「意識高い系」を英語で表現してみましょう。

 

そもそも「意識高い系」って何?

2008年頃から使われだした「意識高い系いしきたかいけい)」とは、あえて流行のカタカナ語を使い前向きすぎて空りネット上で自分の経歴・人脈を演出し過剰に自己アピールをする中身が伴わない人を指す俗称です。ちょっと痛い人達です。

当初は「意識が高い学生」を表現するのに使われましたが、ソーシャルメディア上で常に自分をアピールする人に対して使われるようになり、どちらかというとネガティヴな意味で使われるようになりました。「真の意識が高く、良い意味で影響力のある人」には「〜系」とはつかないものです。

海外でもあまりにも度がすぎる人は嫌われますが、あまり型にはめる文化がないため、日本特有のこの「意識高い系」を説明するのは難しいかもしれません。

 

「意識高い系」は英語でどのように表現されるのでしょうか?

Go-getter:ポジティヴなニュアンスを含む「意識高い系」

Smart aleck:ネガティブなニュアンスを含む「意識高い系」
1840年代に実在したアレックという詐欺師の実話をもとに作られた単語

Overly conscious about 〜:〜に対して「意識高い系」

 

・She is always keen on what she is doing. She is a go-getter.
彼女はいつも自分のやっていることに一生懸命だね。意識高い系だね

・There are too many go-getters on SNS.
SNSには意識高い系が多すぎるね

・Have you checked Yasu’s profile on twitter? He says he runs his own business that he doesn’t! He is just a smart aleck.
ヤスのツイッター見たことある?起業家だって言っているけど、嘘だね。彼はただの意識高い系だよね

・Tomoko goes to the gym and only eats organic foods everyday. She’s quite overly conscious about her health.
トモコは毎日ジムに行って、オーガニックフードしか食べないんだ。健康に関してかなり意識高い系だよね

 

「意識高い系」がよく使うカタカナ ビジネス⽤語

・ASAP(エーエスエーピー/アサップ)
As Soon As Possible(アズ スーン アズ ポシブル)」の略
「できる限り早く、なる早で」の意。

・FYI(エフワイアイ)
「For Your Information(フォー ユア インフォメーション)」の略
「ご参考までに」の意で、メールでのやり取りで使⽤されます。

・Agree(アグリー)
「賛成する」、「合意」、「同意する」、の意。

・Out Sourcing(アウトソーシング)
「外注」、「外部委託」の意。

・Appointment(アポイントメント)
⽇時や場所を決めて会う約束をすること。
アポと略されることが多い。.

・Agenda(アジェンダ)
「議題」の意。

・Method(メソッド)
「⽅法」「「⽅式」の意。「○○メソッド」などに使われます

・Reschedule(リスケジュール)
「計画や予定を変更する」の意。通称「リスケ」。

・Resource(リソース)
「資源」の意。英語と同様の訳。
⾦銭、システム、環境⾯、人材などあらゆるものを指します。

・Literacy(リテラシー)
「読み書き能⼒」、「特定の分野の知識」、「取捨選択能⼒」、「正しく使いこなす能⼒」の意。

・Assign(アサイン)
「任命する」、「割り当てる」の意。

・Influenser(インフルエンサー)
特にSNSで拡散能⼒や影響⼒のある⼈。

・Innovation(イノベーション)
「⾰新」の意。

・Initiativa(イニシアチブ)
「主導権」の意。
「交渉のイニシアチブを握る」などと使われます。

・Win-Win(ウィンウィン)
「双⽅の共に利益になる」の意。

・Evidence(エビデンス)
「証拠」の意。「エビデンスをとっておく」などと使います。

・Consensus(コンセンサス)
「総意」、「合意」の意。

・Cost Performance(コスト パフォーマンス)
「費⽤対効果」、「コスパ」の意。

・Commitment(コミットメント)
「委任」、「約束」の意。
コミットとも。「結果にコミットする」というおなじみのセリフに使われています。

・Share(シェア)
「共有」の意。
「⾷べ物をシェアする」や「シェアハウス」、「情報をシェアする」などに使われます。

・Synergy(シナジー)
「相乗効果」の意。

・Spec(スペック)
「性能」、「仕様」の意。英語「Specification」の略。
パソコンのスペックや、⼈の能力などにも使ったりします。

・Stakeholder(ステークスホルダー)
「利害関係者」の意。
企業であれば、株主や顧客を指します。

・Tight(タイト)
「きつい」の意。英語と同様の訳。
「タイトなスケジュールがだから〜」と使います。

・Task(タスク)
「仕事」、「業務」の意。

・Default(デフォルト)
「標準」の意。
標準で予め装備していることを⽰します。

・Benefit(ベネフィット)
「(⼈への)利益」の意。

・Pending(ペンディング)
「保留」の意。
「その案件はペンディング中です」と使います。

・Matter(マター)
「問題」、「事柄」の意。
「〇〇さんマターだから」など、〇〇さんの仕事という意味で使われます。

・Manifesto(マニフェスト)
「宣⾔」の意。
選挙の際によく⽿にする「公約」の意味が浸透していますが、「政策に対しての宣⾔」または「宣⾔書」というのが正しい意味です。

・Manpower(マンパワー)
「⼈的資源」「労働⼒」の意。

・Negotiation(ネゴシエーション)
「交渉」の意。ネゴ

・Priority(プライオリティ)
「優先」の意。

・Fix(フィックス)
「決定する」「固定する」の意。予定などが決定した場合など「フィックスした」と使います。

・Brush Up(ブラッシュアップ)
「磨きをかける」の意。

・Brainstorming(ブレインストーミング)
イディアを出すための会議手法。ブレストとも。

 

 

 



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