今回はコリンズ英語辞典が選んだWord of the Year 2021(今年の単語)“CHEUGY”をご紹介します。
Cheugyとは?
Urban Dictionaryによると、“cheugy”は、ファッション、SNSでの行動、スラングの使用方法など多方面でトレンドの反意語として使用される単語です。
ロサンゼルス在住のZ世代の現在23歳のソフトウェア開発者のGaby Rasson (ギャビー・ラッソン)が2013年頃にこの「Cheugy(チュージー)」という言葉を使い始めたと言われています。当時、ビバリーヒルズ高校に通っていた彼女は、少しトレンドから外れた人々や流行遅れなもの、時世に逆って頑張り過ぎることなど、を説明しようとしましたが、しっくりくる言葉が思いつきませんでした。そこで、彼女は“cheugy”という単語を作り出したのです。日本語で言うと「ダサい」と言ったところでしょうか。
具体的にZ世代が“cheugy(チュージーだ)”と判断するものの一例を挙げてみましょう。フラペチーノを未だにSNSにアップする人、Netflixのリアリティショー「Hype House」、Golden Gooseのスニーカー、スポーツやポップカルチャーを紹介するブログ「Barstool Sports」、大きなGのロゴが2つ付いたGucciのベルト、Rae Dunnの文字入り陶器、UGGのブーツ、大人になってもキャラクターグッズを収集する人、タッセルのイヤリング、スキニージーンズ、ビルケンシュトック サンダル、量販店意外で販売されている安っぽい家の装飾などを指すそうです。また、cheugyの反意語はun–cheugyまたはnon–cheugyば使用されます。
B: She is the cheugy queen.
A: ねえねえ、智恵ってばいまだにフラペチーノとか日記の写真をインスタにアップしてるわよ!
B: えー、ダッさーい!
・pix = picturesの短縮系
・OMG = Oh my godの短縮系