TikTokは、ただの短尺アプリじゃない!
ここから、世界中に“新しい英語”が生まれています。
人の気持ち、推しの動画、恋の瞬間――その全部を、たった1フレーズで言いえるのがTikTok英語の魅力。
スラング、歌詞、ナレーション。
気づけば日常会話にも入り込んでいる「リアルすぎる英語」を50語を厳選しました。
ネイティブが実際に使っているTikTok英語を、語源、意味、使い方、例文、日本語訳とともに分かりやすく読み解きます。

TikTok英語スラングとは?

TikTok英語スラングとは、TikTokで生まれたり、TikTokで再ブームになった英語です。
英語圏のZ世代が実際に使っているリアルな言葉で、コメント欄、短い動画、音源のテキストで一気に広まり、そのまま日常会話に入り込むのが特徴です。
従来のSNSよりも拡散速度が速く、“流行語 → 共通語” へ進化するスピードが段違い。
映画、音楽、ミーム、ドラァグカルチャー、K-POPなどさまざまな文化が混ざり合って生まれた言葉が多く、単語ひとつにも背景やストーリーが存在します。

ネイティブZ世代が使うTikTok英語の特徴

一言で感情を伝える“短さ”
英語圏のZ世代は、長い説明よりも一瞬で伝わるワードを好みます。
例:slay / obsessed / I’m dead / rizz

コミュニティ発の言葉が多い
Z世代スラングやTikTok英語は複数の文化が混ざった“言語のるつぼ”。テレビや学校の教科書からではなく、特定の文化、集団、コミュニティの中で自然に生まれ、SNSを通じて一般化し広がりました。5つの文化のどれか一つではなく、 全部が混ざり合って誕生したのが TikTok英語。その背景を知ることで「単語の奥にあるストーリー」を深く理解できます。
| コミュニティ別解説 | ||||
| 🖤 Black culture(AAVE)🖤 | ||||
| AAVE(African American Vernacular English) は、
アフリカ系アメリカ人コミュニティで発展した英語で、
“黒人英語”と呼ばれることもあります。ヒップホップ、R&B、ダンス、ストリート文化と密接で、
TikTokでバズる言葉の多くはここから来ています。 AAVEは、差別の歴史と深く結びついているため、尊重して理解することがとても大切。
英語の“勢い”や“リズム”がここに宿っています。
例:slay / rizz / ate / vibe check / say less / bet |
||||
| 🌈 LGBTQ+文化 🌈 | ||||
| ドラァグクイーン文化やボールルーム文化(Ball culture)は、
LGBTQコミュニティが築いてきた独自の表現世界。自信、誇り、自己肯定、ユーモア、
そして“生きるための言葉”が特徴です。 自己表現の強さと華やかさがTikTokで広く愛され、
世界中に広まりました。
例:It’s giving / slay / serve / queen / iconic |
||||
| 💗 K-POP ファンダム 💗 | ||||
| 韓国アイドルのファン文化から生まれた言葉が
TikTokでグローバルに定着しています。K-POPファンダム特有の
“愛”“妄想”“推し活”“尊さ”
のニュアンスを含む表現が多いのが特徴。推し活×英語が一気に広まった背景には
動画文化とファンダム文化の融合があります。
|
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| 😂 ミーム文化 😂 | ||||
|
インターネット上でじわじわ広がる“ネタ、おもしろ文化”。ミーム文化(Meme culture)の英語は 、皮肉 、テンション 、ノリ 、瞬発的なユーモア の4つが軸。 TikTokでは“短い笑い”が求められるため、 ミーム発の英語が爆速で広まる特徴があります。 例:I’m dead / I can’t / no words / girl math / girl dinner |
||||
| 🎮 ゲーム用語 🎮 | ||||
|
ゲーマーコミュニティ(Gaming culture)で生まれた言葉は、 反応が早くてテンションの高いTikTokと抜群に相性がバッチリです。ゲーム文化独特の “バグる、リセット、覚醒”の概念が、 人間の感情を表す比喩として使われるようになりました。 例:glitch / level up / NPC / POV / respawn |

日本の教科書英語とは別物
TikTok英語は、会話、感情、ネット文化で進化した語彙。教科書とは別のルートで生まれています。だからこそ、「リアルな英語を知りたい日本人学習者」には非常にメリットがあります。

使うだけで一気に“ネイティブ感”が出る
ネイティブが実際にSNSで使う言葉を理解すると、会話でもコメントでも急に“英語慣れしてる人”の雰囲気になるというメリットがあります。
TikTok英語はまさに“現代の英語の最前線” と言えます。TikTokで英語学習する日本人が急増している理由が、“短くて覚えやすい英語が圧倒的に多い”ことにあります。

SNSで英語を学ぶメリット

本物のネイティブ英語に毎日触れられる
教科書では学べない「感情のニュアンス」「距離感」「空気感」が分かります。
生きた英語を最速で吸収できるのがSNSです。

短いから覚えやすい
TikTok英語は、長文なし、例外なし、覚えやすいというメリットがあり、10秒見ただけで1つ覚えられる。

“今使われている英語”が分かる
TikTokの言葉は流行の中心にあり、“古い英語を使ってしまう問題”が起きにくく、常に最新のニュアンスが身につきます。

英語に対する心理的ハードルが下がる
TikTok英語は簡単でライト。だから英語学習が「楽しい」と感じやすくなります。自由にコメントしたり、推し動画にリアクションしたり、“使って覚える”学習が自然にできます。

海外ファンのコメントが読めるようになる
Snow Man、J-POP、K-POPなど海外ファンのコメントが一気に読みやすくなるため、推し活 × 英語学習との相性が最強です。

TikTok英語スラング50選

It’s Giving〜 〜感がすごい
| It’s Giving〜 | |
| 意味 | 〜感がすごい |
| 語源 | ボールルーム文化(Vogue Ball) |
| 背景 | Drag、LGBTQ+コミュニティのBallで審査員が「giving face」「giving attitude」など、参加者が“発している印象”を表すために使っていた表現がTikTokで大流行 |

It’s giving queen.
女王感すごいよね

It’s giving drama
ドラマ感つよめ

It’s giving Snow Man
スノの雰囲気あるね

Delulu 妄想
| Delulu | |
| 意味 | 妄想 、幻想 |
| 語源 | K-POPファンダム。delusional(妄想的な)の略 |
| 背景 | 推しとの未来を妄想する“ファンの妄想癖”を茶化す言葉としてK-POP界隈で使われ始め、TikTokで世界語化。自虐的に面白く表現する際に使われることも |

I’m so delulu today.
今日わたし妄想激しめ

My delulu is showing.
妄想バレてるよ

This is pure delulu.
完全に妄想の世界

Girl Math / Girl Dinner 女子特有の理論
| Girl Math / Girl Dinner | |
| 意味 | 女子特有の理論 |
| 語源 | TikTok文化 |
| 背景 | 「女子の中だけで成立する独特の理屈」をユーモアとして言語化した動画が爆発的にバズり、世界共通語に |

It’s girl math.
女子の計算だよ

This is total girl math logic.
典型的な女子の理論だね

Girl dinner tonight?
今日女子ご飯にする?

POV ~の視点で
| POV | |
| 意味 | ~の視点で |
| 語源 | pinto of viewの略。映画のPOV shot(視点カット) |
| 背景 | 映画技法だった「POV」がTikTokの視点ロールプレイ動画に転用され、感情移入系コンテンツの定番に |

POV: You meet your bias.
推しに会う瞬間

POV: You just woke up late.
寝坊して起きた瞬間

POV: You’re falling in love.
恋に落ちていく瞬間

Rizz / Unspoken Rizz モテ力
| Rizz / Unspoken Rizz | |
| 意味 | モテ力 |
| 語源 | charisma(カリスマ)の短縮 |
| 背景 | NYの若者、配信者コミュニティで爆発した言い方。「無言でモテる=unspoken rizz」という概念がバズの決定打 |

Ren has crazy rizz.
蓮はモテ力えぐい

Ren’s unspoken rizz is wild.
蓮の無言の魅力が強すぎ

I have zero rizz.
私って魅力ゼロ

Slay 最高にキメた
| Slay | |
| 意味 | 最高にキメた |
| 語源 | Drag culture |
| 背景 | ドラァグクイーン同士の「最高!」という称賛表現。「殺すほど良い」という比喩的表現がポジティブ語として普及 |

You slayed this look today!
今日のあなた、ほんと最高にキマってる!

Snow Man slayed the choreography.
スノーマンの振付がキレキレ

Slay, queen.
女王様、完璧にキメてる!

Literally ガチで
| Literally | |
| 意味 | ガチで |
| 語源 | 強調語としての意味変化 |
| 背景 | もとは「文字通り」だが、若者が誇張表現として連発し、意味が転じて「本当に、マジで」という強調へ |

I’m literally shaking.
ガチで震えてる

I literally cried.
本気で泣いたわよ

That was literally insane.
あれはマジでヤバかった

I Can’t / I’m Dead 無理
| I can’t / I’m Dead | |
| 意味 | 無理、感情が追いつかない、尊い |
| 語源 | リアクション文化 |
| 背景 | 強い感情を短く言い表すSNSリアクション。笑い死ぬ、尊死ぬ表現がミーム化し極端な感情を表す言葉に |

I can’t with this.
これ無理すぎ

I’m dead.
笑い死んだ

I’m crying.
涙出るほどヤバい

Obsessed 激ハマり
| Obsessed | |
| 意味 | 激ハマり |
| 語源 | 映画、ドラマの常套句 |
| 背景 | キャラが何かに「取り憑かれたように夢中」になる描写から、SNSで“推し活、沼り”を表すワードとして普及 |

I’m obsessed with this song.
この曲に激ハマり

She’s obsessed with their vibe.
雰囲気に夢中

We’re obsessed with Ren.
みんな蓮中毒

Arc 人生の展開
| Arc | |
| 意味 | 人生の展開 |
| 語源 | character arcの略。脚本用語 |
| 背景 | “キャラの成長線”を示す言葉が、人生の時期を物語化して語る若者文化にフィットして爆発的に普及 |

This is my healing arc.
癒し期

He’s in his villain arc.
彼ってば闇落ち期らいいの

My soft girl arc begins.
優しい時期が始まる

〜Core 〜の世界観
| 〜Core | |
| 意味 | 〜感、〜の世界観 |
| 語源 | エモ文化(Tumblr、Pinterest) |
| 背景 | ファッション、写真、音楽の“世界観タグ”として流行し、今は何にでも使える万能ワードに |

Winter core.
冬っぽくなったね

Soft core vibes.
やわらかい雰囲気

This outfit is main-core.
主役感ある服だね

No Words 言葉が出ない
| No Words | |
| 意味 | 言葉が出ない |
| 語源 | I have no wordsの略。言う言葉がない、言葉にならない |
| 背景 | ドラマなどで使われる”圧倒的な〜”のセリフが、SNSで短縮され、感動、ショックの表現に |

No words.
言葉が出ない

I literally have no words.
何も言えない

No words, just tears.
涙しかない

Ate 完璧にキメた
| Ate | |
| 意味 | 完璧にキメた |
| 語源 | AAVE(黒人英語)。「食い尽くした=完全勝利」という比喩 |
| 背景 | パフォーマンス文化(ダンス、歌)との相性最高でSNSに拡散 |

She ate and left no crumbs.
完璧にやり切った

You ate this whole performance!
このステージ完璧!

Ren totally ate.
蓮はマジでやりきった

Ratio / Get Ratioed いいねで負ける
| Ratio / Get Ratioed | |
| 意味 | いいねで負ける |
| 語源 | Twitter文化 |
| 背景 | 本来の投稿より反論コメントのほうが“いいねが多い”=大衆の反対意見が強い、というTwitter独特の現象から誕生 |

You got ratioed.
負けてるよ

This comment will get ratioed.
このコメント負けそう

Ratio me, I dare you.
比率勝負かかってこい

Main Character 主人公感
| Main Character | |
| 意味 | 主人公感 |
| 語源 | 映画文化 |
| 背景 | 「自分の人生を主役のように生きる」という自己肯定トレンドがTikTokで広まり、日常スラングに |

She’s the main character.
彼女は主人公

Main character vibes only.
主役感しかない

He has main character energy.
主人公オーラがある

Vibe Check 雰囲気チェック
| vibe check | |
| 意味 | 雰囲気チェック |
| 語源 | ミーム文化。古いネタ動画「Vibe Check!」が語源 |
| 背景 | 人、服、空気感など“その場のノリ”を判定する言葉として拡散 |

Vibe check passed.
雰囲気OK

Vibe check failed.
雰囲気合わない

Let me vibe check this outfit.
服の雰囲気チェックする

Touch Grass 落ち着け
| Touch Grass | |
| 意味 | 落ち着け |
| 語源 | オンライン皮肉、ゲーマー文化 |
| 背景 | ネットに没頭しすぎた人への「外出ろ」「空気吸え」という皮肉が、Z世代の軽いツッコミとして定着 |

Touch grass, bro.
落ち着け

Go touch some grass!
外に出ろ!

I need to touch grass after this.
外の空気吸いたくなる

Bet オッケー
| Bet | |
| 意味 | OK、オッケー |
| 語源 | ヒップホップ文化 |
| 背景 | 「賭けに乗った(bet)」が「了解、任せて」という肯定ワードとして黒人コミュニティで使われ、SNSでも普及 |

Bet.
了解

Bet, I’ll do it!
OK!やってやるぜ!!

Big bet!
まじでOK!

Say Less 任せて
| Say Less | |
| 意味 | 任せて |
| 語源 | 黒人コミュニティ(AAVE) |
| 背景 | “これ以上説明いらない=任せな”という肯定フレーズ。ラップや黒人映画で使われ、Z世代が多用 |

Say less, I’m coming.
分かった 行くよ

Say less, I got you!
任せな!

Say less.
説明不要よ

FR / FR FR マジで
| FR / FR FR | |
| 意味 | マジで |
| 語源 | for realの略。SNS用語 |
| 背景 | チャット文化で生まれた最強強調ワード。特にTikTok、Twitterでの共感リアクションで多用される |

That’s crazy, fr.
それマジでヤバい

I love Meme, fr fr!
ガチでめめ大好き!

Ren’s stunning, fr.
蓮ってばガチでかっこいい

Lowkey / Highkey 控えめに / ガチで
| Lowkey / Highkey | |
| 意味 | 控えめに / ガチで |
| 語源 | 英語のlow-key(控えめ) |
| 背景 | ヒップホップの歌詞で使われ広まり、感情の“強さレベルを数値化する”便利ワードとして普及 |

I lowkey miss you.
ちょっと恋しい

I highkey love this.
ガチで好き

Lowkey wanna leave.
ちょっと帰りたい

Glitch 脳がバグる
| Glitch | |
| 意味 | 脳がバグる |
| 語源 | ゲーム文化 |
| 背景 | ゲームでキャラが固まったりバグる現象(glitch)が語源。衝撃で頭がフリーズする比喩として一般化 |

My brain glitched.
頭バグった

I glitched for a sec.
一瞬フリーズした

This scene made me glitch.
衝撃でバグった

I’m Here for It この流れ好き
| I’m Here for It | |
| 意味 | この流れ好き |
| 語源 | LGBTQ+文化 |
| 背景 | 誰かの選択、行動を「全力で支持する」コミュニティ文化から広まった。肯定、応援の強いニュアンス |

I’m here for this energy.
この雰囲気好き

English ver? I’m here for it.
英語版大歓迎

I’m absolutely here for this.
完全に賛成

Go Off もっとやれ
| Go Off | |
| 意味 | もっとやれ |
| 語源 | AAVE(黒人英語) |
| 背景 | 「爆発する勢いで行く」の比喩。ダンス、歌系動画で使われ、賞賛のニュアンスで大流行 |

Go off, king.
やれキング!

Meme went off on that stage.
めめってステージで爆発してた

Go off, queen!
女王様、最高!

Iconic 伝説級
| Iconic | |
| 意味 | 伝説級 |
| 語源 | ポップカルチャー |
| 背景 | 映画、音楽で“象徴的”という意味だったが、SNSでは「歴史に残る名瞬間」という褒め語に変化 |

This is iconic.
これは伝説級

Iconic behavior.
伝説ムーブ

That shot was iconic.
あの一瞬は神

Down Bad 恋に溺れてる
| Down Bad | |
| 意味 | 恋に溺れてる |
| 語源 | ヒップホップ文化。「down(下に、落ちて)」と「bad(悪い、ひどく)」がスラング的に融合 |
| 背景 | ラップで「状況が最悪」の意味として使われ、そこから恋に沼って抜け出せない状態を指すスラングに派生 |

I’m down bad for Meme.
めめにガチ恋

She’s down bad again.
また沼ってる

We’re all down bad.
みんな沼ってる

I’m Not Okay しんどい
| I’m Not Okay | |
| 意味 | 刺さりすぎ、しんどい |
| 語源 | エモ文化 |
| 背景 | Emo曲や歌詞に多用される“心の傷”表現。推し活、ドラマ鑑賞などの情緒崩壊リアクションとしてSNSに定着 |

I’m not okay after this.
これ見た後無理

This hurt. I’m not okay.
刺さった しんどい

Mentally, I’m not okay.
メンタル持たん

Soft Launch 恋人匂わせ
| Soft Launch | |
| 意味 | 恋人匂わせ |
| 語源 | マーケティング用語 |
| 背景 | 商品を“小規模にテスト公開”するsoft launchを恋人公開に当てはめたミーム。インフルエンサー文化で普及 |

Soft launch boyfriend.
彼氏匂わせ投稿

Is this a soft launch.
これ匂わせ

Soft launching my life.
匂わせな生活

Hard Launch 恋人公開
| Hard Launch | |
| 意味 | 恋人公開 |
| 語源 | ネット文化 |
| 背景 | soft launchの対義語として生まれ、関係性を“正式発表”する投稿を指す言葉としてバズった |

Hard launch couple.
正式カップル投稿

Maneskin just hard launched.
マネスキンが正式公開したぜ

This is a hard launch moment.
これって公開タイミングよ

Bring the Drama
| Bring the Drama | |
| 意味 | 盛り上げる |
| 語源 | 劇場文化 |
| 背景 | 舞台で“感情を最大化する演出”を指す言葉が、SNSでは「ドラマチックにする」「盛り上げる」意味に進 |

They always bring the drama.
彼ら盛り上げてくる

This scene brought the drama.
このシーン盛り上がった

Bring the drama, please.
もっとドラマ求む

Mother / Mothered 圧倒的存在感のある女性を称える言葉
| Mother / Mothered | |
| 意味 | 圧倒的存在感のある女性を称える言葉(歌姫、美の象徴など) |
| 語源 | Drag culture、LGBTQ+ハウス文化 |
| 背景 | ドラァグボールの「House Mother(母のようなリーダー)」が語源で、“面倒を見る、導く、圧倒的に偉大”という意味が派生し、推しや有名人への称賛に広まった |

Aretha’s THE mother.
アレサは本物のマザー(別格)

Gaga mothered this performance.
ガガってこのステージ完全に支配してたね

My queen is mothering again.
推しがまた母ってる

Eat / Eating 今まさにキメてる
| Eat / Eating | |
| 意味 | 今まさにキメてる、めちゃくちゃ良い(13の「ate」と近いが、現在進行形ノリの表現) |
| 語源 | AAVE(黒人英語) |
| 背景 | ファッションショーやパフォーマンスを見た観客が「He’s eating!(圧倒してる)」と叫ぶ文化からTikTokに広まった |

She’s eating today.
今日の彼女やばい

This outfit is eating.
この服、勝ってる

They’re eating the whole scene.
このシーン全部持ってった

Pop Off 盛り上がる
| Pop Off | |
| 意味 | 盛り上がる、爆発する |
| 語源 | AAVE → SNSリアクション文化 |
| 背景 | 「急に爆発する」という意味が、SNSでは“急に輝き始めた、上手くいきすぎた”という褒め言葉として使われる |

This party popped off.
パーティーめっちゃ盛り上がった

Your video is popping off.
あなたの動画バズってる

Pop off, queen.
もっといけ

Go Crazy テンション爆上げ
| Go Crazy | |
| 意味 | めっちゃ盛り上がる、テンション爆上げ |
| 語源 | ヒップホップ文化 |
| 背景 | ライブ中に観客を煽る言葉として使われ、そのままSNSにも転用 |

They went crazy on this stage.
このステージ、感曲のテンション爆上げだったね

This transition is crazy good.
この編集ヤバい

Go crazy, bestie!
もっとやれ!

No Chill やりすぎ
| No Chill | |
| 意味 | 落ち着きがない、やりすぎ |
| 語源 | インターネット文化 |
| 背景 | 「chill=落ち着く」から派生し、何に対しても過剰反応する人、、面白すぎる行動をする人を指すスラング |

You have no chill today.
今日テンション高すぎ

She had no chill in that comment.
コメント攻めすぎ

This fandom has no chill.
このファンダム熱量すごい

Shook 驚きすぎて震える
| Shook | |
| 意味 | 驚きすぎて震える |
| 語源 | AAVE → ミーム文化 |
| 背景 | 黒人英語の「shook(shockの強化)」がミームで拡散。強烈な驚きを短く言える言葉として人気 |

I’m shook.
震えてる

That ending shook me.
ラストでやられた

We’re all shook rn.
今みんな震えてる
rn: right now 今すぐ

Bussin’ 最高
| Bussin’ | |
| 意味 | めっちゃ美味い / 最高 |
| 語源 | AAVE(黒人英語) |
| 背景 | 食べ物動画で人気化。「味がヤバいほど良い」を表す強い褒め表現 |

This ramen is bussin’.
このラーメンうますぎ

That dessert was actually bussin’.
あのデザートガチで良かった

He cooked and it’s bussin’.
彼の料理やばい

Cooked / One’s Cooked 詰んだ
| Cooked / One’s Cooked | |
| 意味 | 終わった、詰んだ |
| 語源 | スポーツ、ゲーム文化 |
| 背景 | スポーツ実況で「彼は調理された(=やられた)」という表現が皮肉として使われ、SNSで“詰んだ”の意味として拡散 |

I’m cooked after this exam.
テストで詰んだー

He’s cooked in this scene.
このシーンの彼終わってる

My brain is cooked.
脳みそ完全に終わった

Cap / No Cap マジ
| Cap / No Cap | |
| 意味 | 嘘/マジ |
| 語源 | AAVE |
| 背景 | 「cap=嘘」「no cap=嘘じゃない」。ラップ文化で頻用され、SNSの日常語に |

That’s cap.
それ嘘でしょ

No cap, this was perfect.
ガチで完璧

Stop capping.
嘘つくなよ

Slaps 曲がめっちゃ良い
| Slaps | |
| 意味 | 曲がめっちゃ良い |
| 語源 | 音楽オタク文化 |
| 背景 | “耳を叩くような衝撃=良すぎる音楽”を表現した言葉。音楽レビューで広まり日常語に |

This song slaps.
この曲やばい

The bass on this track slaps so hard.
この曲のベース強すぎ

His new album slaps.
新アルバムいいね

Mid 微妙
| Mid | |
| 意味 | 微妙、可もなく不可もなく |
| 語源 | ゲーム、アニメオタク文化 |
| 背景 | 「middle(真ん中)」から派生し、“平均的すぎる=つまらない”の意味に。TikTokから世界語化 |

This outfit is kinda mid.
この服ちょい微妙じゃね?

That movie was mid.
あの映画微妙だったね

It’s not bad, just mid.
悪くないけど普通

Sheesh やばっ
| Sheesh | |
| 意味 | すごっ、やばっ |
| 語源 | アメリカの感嘆詞 → TikTokで復活 |
| 背景 | 昔の感嘆ワードがNBA選手の動画で再ブーム。若者の驚きリアクションとして完全復活 |

Sheesh, that’s clean.
やば、これキレイ

Sheesh, he looks good.
やば、かっこいい

Big sheesh moment.
完全にシーッシュな瞬間

Bruh は?
| Bruh | |
| 意味 | え?、は?、何それ |
| 語源 | bro(兄弟)→ AAVEの派生 |
| 背景 | 友達同士のツッコミから広まり、ミーム音源で世界化。信じられない時の一言 |

Bruh, what was that?!
今の何?!

Bruh I’m done.
もう無理

Bruh moment.
冗談でしょ

W / L 勝ち負け
| W / L(ダブリュー / エル) | |
| 意味 | 勝ち(W)/負け(L) |
| 語源 | ゲーム文化 |
| 背景 | 勝敗表示(Win / Lose)から。短いのでSNSで多用され、ミーム化 |

Big W for you.
それ大勝利でしょー

This is an L moment.
これは負け

Based 他人に流されない
| Based | |
| 意味 | 自分の信念に忠実、他人に流されない |
| 語源 | ラッパーLil Bが広めたネット語 |
| 背景 | かつての「薬物使用者(base head)」の否定語を反転し、“堂々としててカッコいい”の意味へ進化 |

That’s so based of you.
それめっちゃ信念あるよね

Ren’s a based king.
蓮は信念の男

Based take.
良い意見じゃん

Flex 自慢する
| Flex | |
| 意味 | 自慢する、見せびらかす |
| 語源 | ヒップホップ文化 |
| 背景 | ラッパーが成功や金を“flex(曲げる→誇示する)”としてアピールしたことから全世界へ広まった |

He’s flexing his new car.
新車自慢してる

Nice flex!
いい自慢!

Not a flex, just saying.
自慢じゃなくて言うけど

Stay Pressed ずっと怒ってる
| Stay Pressed | |
| 意味 | ずっと怒ってる、ずっと嫉妬してる |
| 語源 | AAVE |
| 背景 | pressed=締め付けられている。相手がずっとネガティブな感情に浸っている時に使用する皮肉 |

I’m so pressed about this.
これにめっちゃ怒ってる

Stay pressed, I don’t care.
ずっと嫉妬してれば?

Why are you so pressed.
なんでそんなイライラしてるの

Ate It Up 完全にやり切った
| Ate It Up | |
| 意味 | 完全にやり切った、観客を支配した |
| 語源 | AAVE → パフォーマンス文化 |
| 背景 | パフォーマンス褒め表現として強化版。特にTikTokダンス文化で頻繁に使用される |

Billie Eilish ate it up on stage.
ビリーはステージを完全に支配してたよね

Snow Man ate the choreography up.
スノーマンってば振付け、完璧に入れたぜ

You ate that role up, Ren!
蓮、あの役完璧!

Cooked+人 〜を完全に打ち負かした
| Cooked+人 | |
| 意味 | 完全に打ち負かした |
| 語源 | スポーツ実況 |
| 背景 | 対戦ゲーム、バスケなどで「彼を料理した=完敗させた」という比喩。SNSで煽り文句として普及 |

You cooked this debate.
議論で勝ち切った

He cooked him on the court.
コートで完全に倒したんだ

They’re cooked fr.
あいつらマジで終わってる

Extra やりすぎ
| Extra | |
| 意味 | やりすぎ、大げさ |
| 語源 | ゲイ文化、黒人文化 |
| 背景 | リアクションが大げさで“余計”という意味の軽いツッコミ。ドラマ、日常でも可愛く使われる言葉 |

You’re so extra today.
君、今日大げさすぎだよ

This comment is extra!
コメント盛りすぎ!

Don’t be extra.
そんな大げさにしないで

TikTokでバズった英語歌詞フレーズやナレーション英語(音源フレーズ)

TikTokでは、歌詞の一部分だけが切り取られて大流行 する文化があります。ファン層、曲ジャンル問わず、“感情がわかりやすい”“リズムが耳に残る”、そんなフレーズが拡散されやすい傾向があります。動画で必ず聞く “汎用英語” もご紹介します。Vlog、料理動画、変身動画、推し動画——いろんなジャンルでも使われています。
You Ain’t Seen Nothing Yet まだ序章だよ
| You Ain’t Seen Nothing Yet | |
| 意味 | まだ本気を見てないよ、まだ序章だよ |
| 語源 | 70年代ロック曲 → ネットで再燃 |
| 背景 | 「今のは序章、これからが本番」という期待感を煽る決め台詞としてSNSで復活 |

You ain’t seen nothing yet.
まだこれからだよ

Wait, you ain’t seen nothing yet.
ちょっと待って、まだ本番はこれから

My Heart Goes… 心がドキッとする
| My Heart Goes… | |
| 意味 | 心がドキッとする、ときめく、感情が跳ねる |
| 語源 | TikTok音源 |
| 背景 | 恋愛動画、推し動画の“心臓ドクン”演出として人気に。心拍が跳ね上がるイメージを表現。推しを見た瞬間や告白シーンなど、“エモい瞬間”のBGM的キャプションとして使用 |

My heart goes boom.
心がボンって弾けた感じ

My heart goes when I see you.
君を見ると胸がドキッとする

You and I… あなたと私…
| You and I… | |
| 意味 | あなたと私…(運命や関係性の強調) |
| 語源 | 恋愛系洋楽の定番フレーズ(バラード、デュエットなど) |
| 背景 | ラブソングの導入として多く使われ、SNSでも“2人の世界”を表す言葉に |

You and I were meant to be.
あなたと私は出会う運命だった

You and I… that’s enough.
君と僕、それだけで十分

I’m Never Leaving ずっとそばにいる
| I’m never leaving | |
| 意味 | ずっとそばにいる、離れない |
| 語源 | クリスマス系、恋愛ソング、ドラマティックな告白シーンの常套句 |
| 背景 | 大切な人に誓う「そばにいる」メッセージとして歌詞で定番化 |

I’m never leaving your side.
ずっと君のそばを離れない

I’m never leaving, I promise.
絶対にどこにも行かない、約束する

I Want You To Know 知ってほしいんだ
| I Was Today Years Old… | |
| 意味 | 知ってほしいんだ 、大事なことを伝えたい |
| 語源 | 洋楽の導入フレーズ |
| 背景 | サビ前や大事なメッセージに入る前の“前置きフレーズ”。「これから大事なこと言うよ」というサインとして、歌詞だけでなくリアルの会話、メッセージで使用される |

I want you to know everyone care about your health, Ren.
蓮、あなたの体調不良のことをみんな本気で心配してるって知ってほしい

I want you to know you changed me.
君が僕を変えてくれたんだってことを知ってほしい

You Ain’t Gotta Worry 大丈夫だよ
| You Ain’t Gotta Worry | |
| 意味 | 心配しなくていいよ、大丈夫だよ |
| 語源 | R&B、HIPHOP文化 |
| 背景 | ain’t gotta=don’t have to の口語形。恋人や友達に「安心して」「自分を責めないで」と寄り添うときの言い回し。歌詞では少しラフでストリート感のある優しさを演出 |

You ain’t gotta worry about me.
私のことは心配しなくていいよ

You ain’t gotta worry, baby.
心配いらないよ、ねえ

This Is Real Life これ現実?
| This Is Real Life | |
| 意味 | 夢みたいで信じられない、これ現実? |
| 語源 | 映画、ドラマの定番セリフ |
| 背景 | 良すぎる/ヤバすぎる状況に対して「これ本当に現実?」と自分にツッコむときに使用。キャプションでは “??” をつけて驚きや信じられなさを表現することが多い |

This is real life??
これ現実なの??

This feels unreal.
夢みたいで現実感がないんだ

Make Me Feel… 〜な気持ちにさせる
| Make Me Feel… | |
| 意味 | 〜な気持ちにさせる |
| 語源 | 恋愛ソング、R&B、ポップスの定番表現(感情を引き出す相手を描写) |
| 背景 | 相手が引き出す感情を描写するための万能フレーズとして浸透。恋、救い、解放感など、エモい感情を説明するときの王道パターン |

You make me feel alive.
君は僕を生きてるって実感させてくれるんだ

This song makes me feel everything.
この曲、感情全部を揺さぶってくるんだよね

Wait For It… 待って
| Wait For It… | |
| 意味 | 待って…この後すごいよ |
| 語源 | コメディ、映像作品 から TikTokへ |
| 背景 | サプライズや変身動画の“溜め”で用いられる人気フレーズ。オチや一番“おいしい瞬間”の直前で、視聴者に「まだスキップしないで!」と期待させるためのフレーズ。音声で言う場合もあれば、字幕として画面にだけ出すことも |

Wait for it… trust me.
ちょっと待って…マジでこの後すごいから

Wait for it… it gets better.
ここからもっと良くなるから、ちゃんと見てて

Watch Till The End 最後まで見てね
| Watch Till The End | |
| 意味 | 最後まで見てね |
| 語源 | 動画プラットフォーム文化 |
| 背景 | 視聴維持率UPのためのテロップ。オチが最後に来る動画で多用。YouTube などの動画サイトで、完走してほしい時の決まり文句で、そのまま TikTok / Reels でもキャプションとして頻出。視聴維持率を上げるために、クリエイターがタイトルやテロップで使い始めた表現。「最後にオチやサプライズがあるよ!」というサイン |

Watch till the end, please.
最後まで見てね

Watch till the end for the surprise.
サプライズがあるから、ラストまで見て

I Was Today Years Old… 今日初めて知った
| I was today years old… | |
| 意味 | 今日初めて知った、こんな年になるまで知らなかった |
| 語源 | ネットミーム(X / Reddit) |
| 背景 | “今さら知った衝撃”を自虐的に表す定番キャプション。“today years old” は「今日という歳」という直訳風が、そのままネタに |

I was today years old when I learned this.
この事実を知ったの、今日が人生で初めてなんだけど

I was today years old when I realized…I love Ren.
蓮のことが好きって、今日初めて気づいたの

Storytime! 聞いて!
| Storytime! | |
| 意味 | 聞いて!今から話すね! |
| 語源 | YouTube、TikTok語り動画文化 |
| 背景 | エピソードトーク開始の合図として広まり、字幕でも多用。自分の体験談、事件、恋バナなどを語る前にタイトル的に使う言葉。 TikTok では、最初のテロップが 「Storytime!」→ 本編で喋る という構成が多発 |

Storytime! Something wild happened.
ストーリータイム!ちょっとヤバいことがあってさ

Storytime! So he said…
聞いて!それでね、彼がこう言ったの…

So This Happened… こんなことがあったの
| So This Happened… | |
| 意味 | 聞いてよ、こんなことがあったの… |
| 語源 | ブログ、掲示板、 SNS |
| 背景 | 子ども向けの「お話の時間」や、日常のハプニング報告の書き出しフレーズとして人気。良いことでも、悪いことでも、とにかく「語る価値のある出来事」が起きた時の決まり文句。軽い溜め+「聞いてほしい」のニュアンスで |

So this happened today…
でさ、今日こんなことがあって…

So this happened and I can’t stop laughing.
こんなことが起きてさ、笑い止まらないんだけど

Here’s What Happened 何があったか説明するね
| Here’s What Happened. | |
| 意味 | 何があったのか説明するね |
| 語源 | ニュース、実況の語り口、まとめ動画、解説TikTok |
| 背景 | 経緯説明や状況整理パートの導入として定番に。喧嘩、炎上、事件、バズの裏側など、「何が起きたかを整理して説明するパート」の入り口として使われるフレーズ。論点を整理する感じが出るので、真面目な解説にも向いている |

Here’s what happened last night.
昨日の夜に何があったのか、話すね

Here’s what happened at the concert.
ライブ会場で何が起きたのか、説明するね

Let Me Explain 説明させて
| Let Me Explain | |
| 意味 | 説明させて、誤解を解かせて |
| 語源 | 英会話の定型句 |
| 背景 | 言い訳前フリの“ちょっと聞いて”感を出せるため、ネットでも頻出。ぱっと見ヤバそうなシーンや、誤解されそうな状況の前において、「これはただのやらかしじゃなくて、ちゃんと理由があるんだよ!」と笑い混じりに弁明する時の定型句としてよく使用される |

Let me explain… it’s not what it looks like.
誤解なんだ…ちょっと説明させて、見た目どおりじゃないから

Long Story Short… 要するに
| Long Story Short… | |
| 意味 | 簡単に言うと、要するに |
| 語源 | 定型句(会話、文章どちらでも使用可) |
| 背景 | 「本当は長い話だけど、ざっくりまとめるとこう」という時の前置き。英語圏ではかなり日常的な表現で、Vlog や解説動画のテロップでもよく使用される |

Long story short, I messed up.
ざっくり言うと、俺がやらかしました

Long story short, it was amazing.
要するに、めちゃくちゃ最高だった





